【23w3d】入院生活④夜の急変【切迫早産】

21時は消灯の時間。助産師さんが声掛けに来て、その時は特に変わりはなくゲームをしながら過ごしてた。

22時の点滴までゲームしながら時間を過ごしていたら、子宮かなと思われる場所がキューと絞られる感覚。触ると固い。そんなことはたまにあるので少し様子見していたものの、ずっと横になっているのに頻繁に張るし体勢を変えたらもっと張る。

これは… 言ってみる方がいいのかなと悩みながら30分経過観察。痛いとかでは無いけど頻度は減らず。点滴の時に助産師さんに言ってみることに決めた。

22時過ぎ抗生剤点滴。助産師さんに頻繁に張っている気がすると伝えてみる。点滴しながらモニタ付けてみましょうとのことで、NSTも装着。消灯後なので小声でコショコショとお伝えするのは難しい。自分のことで精一杯ではあるけど、同室の方に緊張感も与えてしまうよね、すみません。

助産師さんによると、中度の張りが5分おきに来ていると。怖い… 張り=陣痛=出産みたいに考えてしまう素人にとって、どれだけ恐ろしいことか。赤ちゃんはその間もうにょうにょ動いていて、何故私の身体はよく分からないことをするのだとまた悲しくなった。

並行して旦那にLINE連絡。点滴しながらモニタつけてるよ、5分おきに張ってるみたいと。でも大丈夫と信じてるから!と強気でいられたのも、旦那が離れてても見守っていてくれているからだと毎回気付かされる。本当にいつもありがとう。

点滴後、当直の先生による診察を行うとのことで、車椅子に乗って内診室へ移動。この病院だと初めての男性医師による診察だった。でも不妊治療クリニックではほとんどが男性医師だったので抵抗は全くない。なにより、色んなタイミングで色んな先生に診てもらえて、セルフセカンドオピニオンみたいな形が取れるからいいなとまで思っている。

経膣エコーでは子宮頸管長と子宮口のチェック。頚管長は入院時からの短縮ナシ、子宮口も閉じているままと。そこからエコーで赤ちゃんの様子をチェック。心臓の動きを中心に細かく診てくれていたけど、とても元気とのことで安心した。赤ちゃんはお口を開けて、頭をのけぞっていた!先生が頭部測ろうと試みていたけど、「うーん…今は測れないね(笑)、でもとても元気そうです」と言ってくれて和んじゃった。マイペースでいてくれてありがとう。あなたはそのまま、ゆっくり大きく育ってね。絶対守り抜くからね。大丈夫。

お仕事だよ、お仕事だけども夜分遅くにも関わらず対応してくれた助産師さんとお医者さんに心からの感謝。自覚症状が間違っていようと赤ちゃんが元気なら何でもいいじゃない。深夜診察料金がかかっていようと、無事ならいいじゃない。と思える時間だった。経済的不安でも自分自身を責めそうになってしまうし、これからもそれは止められないだろうけど、入院してよかったと本当に思う。プロフェッショナルの管理下で、赤ちゃんと私は守られていると感じる。

と安心したら爆睡。どれだけ肝が座ってるんだよ。4時の点滴でもうっすら起きただけで爆睡。7時の助産師さん回診まで起きなかった。こういうとき肝が座っている自分に驚くと共に感謝もしている。少し寝不足かな?と思う日の夜は張りやすいかもしれないので、21時消灯時からゆっくり過ごしていくのもアリだなあ。

抗生剤点滴が無くなるかどうかでもまた時間やスタイルが変わってくるだろうから、上手く病院内ルーティンを取り込みつつ静養していきたいね。

とりあえずの経過観察。主治医による内診と採血検査が数日後にあるからそのときにまたと。一日一日、無事超えられていることに感謝して、日数をどんどん稼ごうね!

【23w1d】入院生活③一日のスケジュール【切迫早産】

急遽入院が決まってから早くも5日が過ぎました。毎日を無事乗り越えてくれる我が子のたくましさに、すでに尊敬しています。23週を一緒に迎えてくれてありがとう。一日一日を大切に乗り越えようね。

入院生活が始まってから一日のスケジュールはざっくりと下記の通り。現在は抗生剤点滴治療があるため、今後また変わる可能性もあります。

04:00 抗生剤点滴

07:00 点灯・助産師による声掛け(体調変化と胎動の有無、排泄と排便回数)

08:00 朝食

08:30 担当医師の訪問 ※平日のみ

09:00 助産師による心音確認(たまに+NST)

10:00 抗生剤点滴

12:00 昼食

16:00 抗生剤点滴

17:00 助産師による心音確認

18:00 夕食

21:00 消灯

22:00 抗生剤点滴

意外とパツパツで忙しいという… 抗生剤点滴はなんやかんやで1時間くらい拘束されるので(横になっておくだけなので全然苦ではない)、特に午前中は朝食食べ終えてから昼食まであっという間。あとは夕食から朝食までが長い時間空くので、お腹が減ってる… と思いきや割とピークは過ぎていてどうでも良くなっているんですよね。とはいえ毎日完食させていただいてます!美味しいご飯をいつもありがとうございます。毎食果物が出るので本当に贅沢です。

ここ数日の食事のお写真↓↓

◾️朝食 : 牛乳、お味噌汁、ご飯の付け合わせ(海苔やふりかけ)が固定であるみたい!

◾️昼食 : ヨーグルト固定がうれしい。体感で一番量が多い。

◾️夕食 : おかず多めで主菜はおさかなが多い。寝ている間に身体が軽くなりそう。

3食すべてお野菜タップリでありがたい!ゆっくり噛んでおいしくいただいております!

【22w5d】入院日記②流石の適応力【切迫早産】

入院2日目の昨日

4時の点滴に起こされ6時頃には起きてグダグダと過ごし、朝ごはんを待つ感じで過ごすことから始まる。今までの食事量が多かったのか、やっぱりお腹減っちゃうな〜。

小学生の頃の給食を思い出すような、白米を牛乳でいただくスタイル。お味噌汁もお魚もフルーツもあり、かなり贅沢させていただいております。

昨日と今日で大まかなルーティンが把握できたので、次の投稿はルーティンの記載になるかな。何よりも朝食後と夕方に赤ちゃんの心拍を確認してもらえるのがかなりありがたい。私のような週数の浅い妊婦は、ご飯の後やタイミングや位置によって胎動を感じにくいときがあるので、安心材料になるね。午前も抗生剤点滴を打って、昼食。朝と昼を多めに空けることが多かったから、なかなか間髪入れない感じでご飯が来るなあって印象。

私に提供いただいているのは通常版産前食らしいんだけど、パンにすると多いな、2個て!ヨーグルトとパイナップルをいただけるのはかなり嬉しい。

面会の時間になると旦那が追加荷物を持ってきてくれた。顔を見て安心して涙が流れる。私はこの人にどれだけ迷惑をかけて、どれだけ心配させたら気が済むんだろう。本当にありがとう、ごめんね。連休だからこそお家のことや散髪など色々予定してたことがあったみたいなのに、全部潰してしまった。嫌な顔ひとつせず、頼ってねと言ってくれる愛する旦那に感謝しましょう。

面会時間は本当に束の間。何をするわけでもなく(お菓子を一緒に食べた)、大きな声では話せないからいつもの調子でお話できるわけでもなかったけど、居てくれるだけで嬉しい。毎週土日来てくれるとは言ってくれているけど、お仕事もあるし本当に大変だよなあ。会いたいのは山々だけど、土日どちらかでいいよとは伝えてみた。どうか無理しないで欲しい。健康に、楽しく過ごしていって欲しい。今年はクリスマスもお正月も、このまま病院で過ごせることを祈ってるから…

夜ご飯は秋分の日特別メニュー!お赤飯をいただいて嬉しかった。ご先祖様どうか見守ってください。じいちゃんばあちゃん、どうか。どうか。

夜は爆睡。22時半頃から3時にトイレ、4時の点滴で一度目覚めて7時頃までほぼそのまま寝てた。


3日目

朝ごはん。ふりかけご飯嬉しいな。お醤油は使わず。私はもともと薄味派だったようで、お味噌汁飲んだら塩分で目が覚めるのでその他塩分はほぼいらない。

お昼のヨーグルトは固定っぽい。大好きだから嬉しい。あとはもはや味が濃いとまだ思えるけど美味しくいただきました。ご飯だと普通の量だな、あのパンはすごかったな。

夜。久しぶりにミックスベジタブル食べたよ。かなり病院食って感じで、楽しく美味しくいただきました。

お仕事引継資料つくりたいけど仕事にほぼならないから、もう色々諦めてる。とりあえず明日の自分頑張れ〜笑 座ったら張る気がしていて怖いのと、シャワー浴びたからそれどころじゃないのよ!笑

昨日のNSTは張りがなかったみたいで安心。これからも注意しつつ一日でも多く日にちを稼がないと。カウントダウンしてると途方に暮れるので、カウントアップ式で一日ずつ感謝して過ごしていきたい。今日も無事乗り越えてくれたこと、奇跡ですありがとう。

【22w3d】入院日記①管理入院初日【切迫早産】

次の検診まであと2週間。 前回の20w3d検診で性別が判明したものの、子宮頸管長が27ミリであり短く早産の可能性が高いと指摘されたことが気になっていた。 便秘薬として処方されていた酸化マグネシウムも綺麗に切れたし、便秘傾向で苦しいし、二日くらい前の胎動があまりにも下でお腹も少し張って心地悪かったので気になって受診することに。 旦那もたまたま休みを取得していた日で、一緒に付いてきてくれた。


初めてのNST。心拍が聞こえてとりいそぎ赤ちゃんは元気でよかったと一安心。座っている時間が長かった。時々張ってるかな?という感じで、気のせいだといいなとまだまだ呑気。

続いて内診。子宮頸管長を測ってもらう。私から目視で確認できた長さは19ミリ。… じゅ、19?!?!

あまりにも短すぎるのではないかと、内診室を出た後旦那にボソボソと話す。旦那は一瞬不安な顔を見せたが、すぐに寄り添って大丈夫と言ってくれた。

そしてお医者さんからのお話。お腹の張りがあり子宮頸管長が短いため切迫早産の診断で入院をおすすめするとのこと。直前まで入院は嫌だな〜なんてヘラヘラしていたけど、さすがにこれは現実。「はい、おっしゃる通りにします」としか言わないよね。


即時入院手続きに入るため、言われるがまま車椅子に乗り言われるがまま病室へ運ばれる。不安で少し泣いてしまった。なにかをすべきじゃなかったのかなって、どこにもぶつけられない後悔の念が押し寄せた。旦那も少し涙を浮かべてた。昨日まで一緒にいて幸せで、楽しく話して過ごせていたのにね。ごめんね。

ベッドに到着したらまたNST。その後、先生がエコー見たいとのことでエコー室へ。緊迫な雰囲気すぎて圧倒されていた。赤ちゃん自体は週数相当に成長していて、羊水問題なし、でもお腹の張りがある時一時的に心拍が落ちている→すぐ回復しているから心配ではあるとのこと。原因は検査の結果では感染症は見られなかった。臍の緒が固まりになってまとまっている状態であることと赤ちゃんの体勢的に少ししんどい位置に居てしまっているからかなとのこと。今すぐ緊急で何か処置を行う判断にはならないが、経過を見ていかないといけないと。なんて不安なのでしょう。

色んな検査や説明の合間をぬって、旦那にとりあえず今日必要なものリストをLINE。パジャマも歯磨きセットも、なにもかもが急に必要だけどある程度場所を分かってくれている旦那で良かった。もう出産するまでお家に帰れないんだと思う。外にだって出られない。これから楽しいつかの間の秋が来て、冬が来て年末年始をゆっくり迎えて… ベビー用品を揃えてマタニティフォトを撮って旦那と過ごす予定だったのにな。寂しいな。赤ちゃんは元気なのに私がこんなでごめんね。

主治医から改めて状況説明。あまりにも週数が若い中で子宮頸管長がかなり短い状態であること。このまま早産が進んでしまえば助からないかもしれない。そもそもうちの病院では助けられないため、別の病院に移ることにはなる。張りどめのお薬は副作用もあるため、取り急ぎ抗生剤を入れて感染症を防いで、安静にして過ごすように。まずは28週まで6週間を目標に、週数を稼ぐことをサポートする。とのこと。私に原因があるか問うと、どうしてもなってしまう方も居るもので、お母さんのせいではないと断言。信じよう。心細くて怖いけど、過去じゃなくて今と未来を信じるしかない。お腹の子はとても元気で胎動として私に合図も送ってくれている。この子の命は病院側と私で絶対に守るんだ。それしか、それでしかない。泣いてもいいからそれしかないよミント。


怖いなあ。あとせめて3ヶ月半はお腹に居てもらわないと。大丈夫。絶対大丈夫だから。お願いなんでもします。

旦那が緊急で荷物を持ってきてくれたので、何とか一日はしのげます。明日追加で持ってきてもらおう。旦那は可能でも土日しか来られないから、なるだけコンパクトに色々替えを持ってきてもらいましょう。

まあ体重増加の心配は無いであろうお食事。軽くしか口にしてなかったらお腹減ってたぜ… お菓子持ってきてもらうもんいいもーん。

点滴針の刺さりどころが悪くてずっと痛いけどこれこのままなの拷問でしかないね。入院というものが初めてなのもあり、これは淡々と1日を乗り越えていくことが大切だと半日も居ないけど悟りました。どうか赤ちゃんと長く長く一緒に居られますように。お願いします。